児童ポルノ法の改正で単純所持が禁止になりました。

単純所持を禁止した児童ポルノ法改正

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児童ポルノ法

 

2014年6月、児童ポルノ法の改正が成立してその是非について賛否が分かれました。

 

まず児童ポルノとは、主に18歳未満の児童を被写体として、あらゆる性表現を記録したビデオや映像作品のことを言います。

 

児童のヌード、売春の様子などを記録した児童ポルノは、表現の自由うんぬんを言う以前に、児童に対する性的虐待であり、人権侵害であることは明白なので、そういった被写体である児童を保護することを目的とした法律として整備されました。

 

こういった目的で違法な児童ポルノ作品を規制することは、当然なのですが今回の児童ポルノ法が改正されたことで議論の俎上に上がっているのは、「単純所持の禁止」です。

 

新しい児童ポルノ法の改正内容には「自己の性的好奇心を満たす目的で、児童ポルノを所持した者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金」が適用されました。

 

もちろん児童ポルノをつくる方が悪いのは当然です。

 

児童を被写体として記録物に残して違法に販売する人間をまず取り締まるのは当然です。

 

そしてそれを買うものがあるのも問題と考えて、その需要までもストップしてしまえば良いという趣旨なのが「単純所持の禁止」の改正です。

 

 

そして明らかに児童が常識を超えて性的な行為を行っている記録物などは論外ですが、問題になっているのは、あいまいな児童ポルノの定義の中で自分の子供の水着写真やローティーンのアイドルの水着の出版物などが規制の対象になってしまわないかという点です。

 

この点では児童ポルノの定義をもっと明確にしてほしいとの意見もあります。

 

あいまいな表現で、法解釈が捻じ曲げられたり、行き過ぎた捜査や検挙がなされないかということが問題になっています。

 

 

また児童ポルノ法に関連する動向として、アニメや漫画などの過激な性表現が含まれるものも今後規制の対象になってくるのではという懸念の声があります。

 

少なくとも実際の児童が被害者となっている児童ポルノと、創作物であるアニメや漫画を規制するのとは次元が違う話であると思いますが…。

 

しかし改正された児童ポルノ法の要点を押さえて、性的好奇心を満たす意味で所持しないにしても、なんらかの手違いで迷惑メールのデータに添付されていてパソコンに保存されていたなんてことがないように我々も管理していかなければなりません。

 

 

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